転生した私は幼い女伯爵 後見人の公爵に餌付けしながら、領地発展のために万能魔法で色々作るつもりです(1)
結婚式で父親を失ったマルティーヌは、わずか12歳で伯爵家の当主となる。しかし転生した彼女には、思い描いたものを何でも形にできる「成形魔法」というチート級の能力が備わっていた。この力を駆使して、人々の生活を豊かにしていこうと決意するマルティーヌ。
そんな彼女のもとに、後見人として公爵が現れる。マルティーヌの領地まで馬車で二日もかかる距離にもかかわらず、公爵はここでしか味わえない美味しい食事とお菓子を目的に訪れて……
公爵をうまくかわしながら、成形魔法を駆使して領地を発展させる、転生少女(実はアラサー)の奮闘記。