小説むすび | 花いろの陰影のあいだに

花いろの陰影のあいだに

花いろの陰影のあいだに

大人のエゴイズムをラフスケッチ風に描いた短編「青鷺の飛ぶ所」、現実の自分と想像の中の子供の自分を交互に描いた実験的手法の表題作「花いろの陰影のあいだに」、小津安二郎作品へのオマージュを込めた小説2作品

「子供、つまり遠い過去の私たちには、説明能力がないだけの鋭敏な観察力があったのではと思う。この実験的な〈想像〉の中に、今日的な問題である格差社会の不平等がテーマの一つとして潜んでいる」(「後記雑感」より)
青鷺の飛ぶ所
花いろの陰影のあいだに

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