軍師真田幸村の股肱として、戦陣の表陸に暗躍する、天下の忍者猿飛佐助。殺伐の中に咲く大ロマン絵巻。
甲賀の忍者・猿飛佐助は、主人・真田幸村を敬愛していた。その幸村は、豊臣秀頼の要請に応じ関東方との合戦に備える大阪城に入った。しかし盟主秀頼はいまだ若年、大阪方の人心も腐敗しきっていた。城内は関東方の放った間者が跳梁し、幸村が狙撃され、秀頼も毒殺されんとした。佐助の働きで辛じてこれを防ぎ、野戦を主張する幸村が城外に出丸を急造し終えるころ、冬の陣が始まった。長篇歴史ロマン。 1989/05/01 発売
軍師真田幸村の股肱として、戦陣の表裏に暗躍する、天下の忍者猿飛佐助。殺伐の中に咲く大ロマン絵巻。 1989/06/01 発売