もしも明日があるのなら、君に好きだと伝えたかった。
「事故に遭う運命だけは、絶対に変えてはいけないよ」高1の琉羽はある日事故に遭い、目が覚めると3か月前の世界に戻っていた。事故の前に友達や家族との関係に悩んでいた琉羽は、思いがけず訪れたやり直しのチャンスに、今度こそ悔いのないように生きようともがく。そんな中、片想いしていたけれど、些細なことからすれ違っていた幼なじみ・慎太郎と久しぶりに話すことに。自分を責めていた琉羽を支えてくれる慎太郎に、もう一度惹かれていく琉羽。そして、彼に「初めて会った時から好きだ」と告白され、束の間の幸せを感じる。だけど、3か月はあっという間に過ぎていって…。切ない運命にあらがい、希望をつかもうと奮闘する琉羽の姿に涙が止まらない!!