この空の下、きみに永遠の「好き」を伝えよう。
幼い頃に白血病を患ったひまりは、もう家族を悲しませないようにと、無理に笑ってすごすのが癖になっていた。そんなある日、同じ通学バスに乗る晴斗と仲良くなる。なにげなく過去のことを話すと、彼は「俺の前では無理するな」と抱きしめてくれた。クールに見えて人一倍優しい彼とすごす時間は、ひまりの心をとかし、自然と笑顔でいられるようになっていく。だけど、ひまりの病気が再発し、余命がわずかだとわかり…。それでも、「ずっとそばにいる。どんなことがあっても、俺はお前が好きだ」と想いをぶつける晴斗。ひまりは彼と、最後まで笑顔で一緒にいることを決めてー。