小説むすび | この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う。

この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う。

この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う。

この家に私の居場所はないー。母親を亡くした高校生の結月は、父の再婚相手の家族と馴染めず、切なさと孤独を感じていた。そんな孤独を紛らわすために、真夜中とある公園にたどり着くが、そこには、なぜかひとり星を見上げる男子がいて…。リツと名乗る彼は、「泣きたくなったらここに来ればいい」と優しく涙をぬぐってくれた。次第に彼に心を開いた結月は、何度も彼に会いにいくが、彼と真夜中にしか会えないのには、切なすぎる理由があった。「結月を悲しませるすべてのものから守りたい」-。リツが本当に叶えたい願いとは…。10代の切ない葛藤がヒリヒリと迫る。読後、心が温かくなる、感動の青春恋愛小説!第4回野いちご大賞大賞受賞作品。

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