小説むすび | 眠れない夜は、きみの声が聴きたくて

眠れない夜は、きみの声が聴きたくて

眠れない夜は、きみの声が聴きたくて

家でも学校でも自分の居場所はないと感じながら過ごしていた高2の響。そんなある日、スマホに見覚えのない電話番号から着信が。『響?』と二年七カ月ぶりに名前を呼んだのは、お互い想い合い、大切な時間を過ごした相手・旭だった。引っ越してしまい今は離れている旭。十四歳のころのお互いしか知らず、今のお互いの姿を知らないもどかしさがありつつも、ふたりの時計の針が再び動き出し…。お互いへの募る想いがどんどん強くなっていく。しかし、旭には命に関わる重大な秘密が隠されていた…。十四歳と十七歳の自分の中で揺れ動く二人の想いに涙が止まらない、感動の青春恋愛小説。

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