小説むすび | 満月の夜に君を見つける

満月の夜に君を見つける

満月の夜に君を見つける

家族を失い、人と関わらず生きる僕は、教室の隅でモノクロの絵ばかりを描く日々。そこへ儚げな雰囲気を纏った少女、水無瀬月が現れる。絵を通じて距離が縮まるうち、次第に彼女に惹かれていく。しかし彼女の視界からはすべての色が失われていき、“幸せになればなるほど死に近づく”という運命を背負っていた。「君を失いたくないー」月夜の下、消えゆく彼女の輝きを見つけるために僕は走り出すー。満月の夜の切なすぎるラストに、心打たれる感動作!

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