小説むすび | 僕の零した涙の雨が、君の光となりますように。

僕の零した涙の雨が、君の光となりますように。

僕の零した涙の雨が、君の光となりますように。

高2の美波は自分が“普通”なことに悩み、好きなものも将来の夢も見つけられずにいた。美波のクラスに転校してきたのは誰にでも分け隔てなく、不自然なくらいに優しい粋。すぐに人気者になった粋と自分では住む世界が違うと思う美波だが、隣の席になったことでお互いのことを話すように。「やってみないとわからないよ」と、粋の真っすぐな言葉に心を動かされた美波は、好きだった小説を自分でも書くようになる。違う世界へ連れていってくれる粋にどうしようもなく惹かれるけれど、粋の優しさは彼が持つある力が起こしてしまった悲しい過去によるものだった…。タイトルの意味を知った時、温かい涙が溢れて止まらない!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP