嫁いでから一度も触れてこなかった竜人皇帝が、急に溺愛してくる理由
嫌われ妻だと思っていたら、それには愛ある理由があって…!?妾の子で、王族なのに魔力がないアイシャは第一王女でありながら家族から虐げられる身。無視され、食事を抜かれ…そして付いたあだ名は“無価値な王女”。挙句の果てに、人質役を押し付けられ敵国へ嫁ぐことに。嫁ぎ先の皇帝・ウィルフレッドは冷酷無慈悲と噂があり、初対面から「貴族を愛することはない」と冷たく告げられ放置される。妻としての務めがないならと自由に過ごしていると、突然、寝所にウィルフレッドが訪れ…!?無理やり抱かれるかと思いきや、彼はアイシャに触れはしないもののなにやら様子がおかしくて…。「俺の唯一は君だったんだな」その後も相変わらず触れてこないままなのに、なぜか過保護な愛したがりに豹変してー!不遇の人質王女×冷酷皇帝のすれ違い溺愛ファンタジー。