小説むすび | 【POD】ゆいとじじの物語

【POD】ゆいとじじの物語

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佐久間結衣が生まれ、生まれながらにして動物と話す力を持ち、多くの仲間との繋がりを有していた。仲間たちと話し合い、人の助けが必要であることを感じた結衣は祖父である幸太郎に協力を求めた。幸太郎は当初、結衣の不思議な力に気づかず、自らが頭が可笑しくなったと思い込んだ。しかし、結衣から度々、話しかけられ次第に結衣の力の影響を受けていった。動物たちと間接的に話しをすることにより、次第に人間の環境への負荷が動物たちにとって耐えがたいものであることに気づき、居住地であるハワイでも仲間を募り、環境保護の活動をすることになった。幸太郎を通じ多くの仲間が活動に参加し、イルカやウミガメたちの生活環境が見直されるに至った。また、結衣の周りにも多くの仲間が集まり、結衣の通う幼稚園を中心に多くの動物たちや友人を中心に幼児の虐待などの事件を解決するに至った。マスコミも巻き込むことにより少しづつではあるが社会に繋がりを作りつつあった。次第に能力も開花し、友人にも同様の能力を持つものも現れ、父親である遼太郎や直美も巻き込んでいった。動物たちの中でも、セントバーナードのピーター、アメリカンショートヘアーのたあま、兎のチャッピーとは特に仲が良く、情報を得ることにより、友人である小野寺真澄、野崎美緒の協力を得て彼らにも住居を提供することができた。アナウンサーの夏目のペットであるチワワのココにコンタクトを取ることにより仲間になり、協力を得ることができた。通う幼稚園の園長の酒井信夫、部長の小山昇は結衣の活動に理解を示し、協力をすることになった。父親の遼太郎も結衣の能力に感化され次第に協力するようになった。また、祖父である幸太郎を通じ、ハワイ大学の名誉教授のセリンジャーや日本の総理大臣である橋本総太郎ともつながりを持ち次第に活動の幅が広がっていった。

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