ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》 中
「-強いか弱いかしか興味ないヤツって、たぶんもう、冒険者じゃないよね」怪物と成り果てた「初心者狩り」を打倒した君の一党はさらなる迷宮の深淵に挑む。そこには、未知の怪物との邂逅と、ある一党との出会いがあったー。女司教と因縁のある一党と、彼女を賭け、迷宮探険競技をすることになった君は、暗黒領域へと一党とともに挑む。「小鬼になぞ、関わっている暇はないのです!何故ならわたくしが…わたくしたちが、世界を救うのですから!」「ゴブリンスレイヤー」の10年前を描く外伝第2弾。これは、蝸牛くもの描く、灰と青春の物語。
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ー始まりが何であったのか、もはや知る者はいない。いずれにせよ“死”が大陸中へと溢れ出した。ゆえに時の王が御触れを出す。“死”の源を突き止め、これを封じよ。“死の迷宮”。死神の顎そのものである奈落の淵へ人々は集い、いつしか城塞都市が生まれた。冒険者たちはここで仲間を募り、迷宮へ挑み、戦い、財貨を得、時として死ぬ。君は冒険者だ。悪名高き“死の迷宮”の噂を聞きつけ、その最深部へ挑むべく、この城塞都市を訪れた。 2019/08/10 発売