最終決戦前夜に人間の本質を知った勇者〜それを皮切りに人間不信になった勇者はそこから反転攻勢。「許してくれ」と言ってももう遅い。お前ら人間の為に頑張る程、俺は甘くはない〜
魔王との最終決戦前夜、勇者アレンは最愛の聖女マリアを宿屋の主に寝取られてしまう。さらに王命によって故郷が滅ぼされ、魔王討伐後には勇者が自ら命を絶つことを望まれていたと知る。最悪の裏切りの数々に絶望したアレンは、敵対していた女魔王ガレアと手を組み人類への反抗を決意する!勇者の加護を失い次々と魔族に敗北する人類は、剣聖や賢者など強力な刺客を差し向けるが、勇者と魔王の史上最強タッグは揺るがない!