小説むすび | 雪とけて、春

雪とけて、春

雪とけて、春

双子の兄弟である恵介と良平は12歳の冬、児童養護施設で暮らすことになった。周囲と馴染めないままだったある雪の日、新しい入所者がやってくる。まるでアイドルのように見えた少女は泉美といった。自分たちには確かな絆があると信じ、決して恵まれたとはいえない日々を、三人で寄り添いながら過ごしていた。だが、恵介が養子として引き取られたことで、その絆に翳りが見えはじめ…。誰かの涙に胸を衝かれた記憶を呼び覚ます、センチメンタル巡恋官能小説!

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