小説むすび | ただの門番、実は最強だと気づかない(1)

ただの門番、実は最強だと気づかない(1)

ただの門番、実は最強だと気づかない(1)

「ようこそ、王都グレンディーアへ!」王都グレンディーアでお決まりのセリフを言うこの門番は…あまりにもモブだった。ある日、門番はある冒険者たちを注意するが逆に仕事をクビになり、国を出て行くしかなかった門番を名残惜しむ者はいなかった。しかし、本人も誰も知らなかった。彼が王都の下水道で超凶悪モンスターを狩りつづけ、最強になっていたことに。そうとも知らない門番は、仕事探しの旅にでる。可愛い弟子ができたり、人からは頼られたりと、身の丈に合わない(と思っている)出来事ばかりで門番は面食らう。勘違いが勘違いを呼んでいき、門番は無自覚のまま活躍していく。「俺、ただの門番なんだけどなあ…」

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