小説むすび | 夜の香り

夜の香り

夜の香り

夜更けに天麩羅を揚げて食べる隣家の活気にむせるアパートの住人たち。ナマケモノで鼻つまみの男がホトケとなり、同じアパートに住むよしみで、葬式を手伝うことになった若い夫婦の姿を鮮やかに描いた表題作ほか、淀みかかった生活の活力を描き出した短篇連作。

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