小説むすび | 槿

槿

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いつも男につけ狙われて恐怖に怯えている女と、性の記憶と妄想が分離できなくなった女に分別をもって立ち向かいながら、エロスの花咲く籬を越えていく男の姿を、濃密な文体と強靭な構築力で描いて、現代の性に新領域を切り拓いた第19回谷崎潤一郎賞受賞の長篇小説。

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