人は苦悩に耐えていかに生きるか、その一つの道がここに示されている。本書は著者自身の惨憺たる闘病経験を通して、現代の医療界にしみついている危険な体質に対する根源的な問いかけをしている。
長い闘病の苦難を通して現代医療の体質を問い、生きる希望を語る。繰り返す入退院、薬の副作用、医師の辛い態度、心身をさいなむ痛み、そして車椅子生活…。精神的肉体的に追いつめられながらも、もちこたえた日々を綴った感動の記録。 1998/02/18 発売