真田幸村
信玄に臣従して真田家の祖となった祖父・幸隆、その智謀を秀吉に讃えられた父・昌幸、そして大坂の陣に“真田丸”を死守して家康の心胆寒からしめた幸村。戦国末期、真田三代と彼らに仕えた異能の者たちの戦いを、超豪華作家陣の傑作歴史小説で描き出す!
南原幹雄「太陽を斬る」
海音寺潮五郎「執念谷の物語」
山田風太郎「刑部忍法陣」
柴田錬三郎「曾呂利新左衛門」
菊池寛「真田幸村」
五味康祐「猿飛佐助の死」
井上靖「真田影武者」
池波正太郎「角兵衛狂乱図」
編者解説
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真田幸村真田幸村
本書は、歴史的幻想の上に童話的虚構を組みたてた歴史物語であり、人間真田幸村への愛着が、民間に伝承された物語と一致することでおのずと醸成された歴史ロマンなのだ。 1990/09/01 発売