旧暦二十三夜の月の出を待つ祭り。ようやく三度輝いて昇ってくる月の舟に、両側に菩薩を従えた阿弥陀仏が現れる…。幻想的な美しさと懐かしさに満ちた表題作他、全5篇。
けだるくて退屈な夏休みのある日、高校生の僕は、友人の紹介で風変わりな少女・アキ子と出会い、そして彼女に惹かれていったー未来への不安、焦燥感、同級生の死、切ない恋心。誰もが通り過ぎて来た、青春のやるせない日々の一ページを鮮やかに描いた、青春小説の最高傑作。 1999/09/18 発売