小説むすび | 司馬遼太郎『翔ぶが如く』読解

司馬遼太郎『翔ぶが如く』読解

司馬遼太郎『翔ぶが如く』読解

まえがき  『翔ぶが如く』の謎 司馬遼太郎はなぜ西郷が苦手だったか?

第1章  司馬遼太郎の描いた西郷隆盛 『花神』『竜馬がゆく』など
 1 大村益次郎を主人公とした『花神』、その中で描かれた西郷とは
 2 『竜馬がゆく』の「西郷」像

第2章  司馬遼太郎の描いた西郷VS大久保 『翔ぶが如く』など
 1 西郷と大久保
 2 語り伝えられた「大久保」像
 3 司馬の描いた大久保利通

第3章  司馬遼太郎の「征韓論」観 江藤新平の目指した正義
 1 征韓論とは
 2 太政官分裂 氛氓サれぞれの立場と動き
 3 司馬の描く江藤新平 氛汾ェ韓論から佐賀の乱まで

第4章  司馬遼太郎はどうして桂小五郎(木戸孝允)が嫌い?
 1 長州藩の代表格・桂小五郎
 2 司馬の描く桂(木戸)

第5章  『翔ぶが如く』と村松剛『醒めた炎 木戸孝允』 維新の三傑を解剖する
 1 史実の木戸孝允 司馬遼太郎と村松剛による木戸像の相違
 2 維新の三傑、それぞれの人物像

第6章  『翔ぶが如く』と江藤淳『南洲残影』 その西郷像の違い
 1 江藤淳の「西郷」像と西南戦争論
 2 司馬の描く西南戦争
 3 司馬と三島、江藤の違い 氛气潟Aリズムと信仰心

第7章  司馬遼太郎VS西郷隆盛
 1 司馬の描いた西郷隆盛
 2 司馬の描いた西郷や松陰など、幕末の群像を悪用する風潮

あとがき
参考文献(著者五十音順)

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