利き蜜師物語 銀蜂の目覚め
国家最高位にあり、蜂蜜に封じ込まれた“時”を読む能力を持つ、利き蜜師の物語。
豊かな花場を持つ村・カガミノ。
蜂蜜の専門家であり術師である利き蜜師・仙道の平穏な日々は、
村に迷い込んだ一匹の銀蜂に気づいたことで一変する。
東の地で悪しき風が吹き始めている……。
仙道は幼い弟子・まゆを連れてカガミノを出るが……。
迫力のスケールで描かれる傑作ファンタジー。第三回「暮らしの小説大賞」出版社特別賞受賞作。
序章 利き蜜師
一章 楽園の雫
二章 再会の時
三章 過去への扉
四章 金の守り蜂
五章 丘の上の学園
六章 金色の蜜の糸
七章 時を渡るもの
八章 そして、帰る場所
終章 春の月の夜に