小説むすび | みとりし

みとりし

みとりし

ペットの最期の言葉を、私は飼い主に伝える。

子供の頃の交通事故をきっかけに、生き物の言葉がわかるようになった薫(25歳)。
派遣切りで職を失った彼女が再就職したのは、ペットシッター「ちいさなあしあと」。
主な仕事はペットの看取りだ。

悩みを抱えた少女に寄り添う犬、失恋した青年と暮らすうさぎ、家族の真実を見ていた猫......。
彼らの最期に立ち会い、見送り、その言葉を飼い主に伝える。

感動が止まらない!
逝くものと残されるものとの心ふるえる物語。


装画:げみ

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