小説むすび | 骨董屋・眼球堂

骨董屋・眼球堂

骨董屋・眼球堂

時空の狭間で語られる、奇妙で美しい7つの物語。

デパートの片隅でひっそりと営業している骨董屋・眼球堂(がんきゅうどう)には、
眼にまつわる品だけが集められている。
そしてそこは、彼方と此方をつなぐ場所でもあった。

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ある日、中学生の柚香(ゆずか)はデパートの片隅で
ひっそりと営業する骨董屋を見つけた。
眼球にまつわる品ばかりが集められたその店の名は「眼球堂」。
店主は柚香にこう言った。

「この店の骨董はどれもみな物語を持っている。君が物語を読み取れたなら、
 その対価として私は君に健やかな眼球をあげよう」

店主の取引に応じた柚香はまず、ブリキの人形を手に取るが…。
一章 革命の瞳
二章 左の目の悪霊
三章 眼目愛づる姫君
四章 妖精の瞳
五章 時の少女
六章 青の王妃
七章 瞳の力

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