鮎のように悔いなく生きろ。すべてを焼き尽くした空襲、福井地震、大水害…。愛子18歳。未曾有の惨禍を乗り越え、今を懸命に生きる女鮎漁師の物語が現代という時代に熱く語りかける。第11回新田次郎文学賞作品、待望の復刊。