追放された勇者の盾は、隠者の犬になりました。
勇者パーティーで「盾師」を務めていた少女は、「役立たず」の烙印を押されて捨てられた。彼女を拾ったのは、砂漠のオアシスで真理を探究する“隠者”の青年。少女は隠者から“番犬扱い”されるが、不思議と嫌な気分にはならない。莫大な知識と力を持つ隠者の下には「攫われた姫を奪回して欲しい」等、様々な依頼が舞い込み、少女は奔走。そんな中、少女は自身が盾師として優秀だと隠者から教えられ、隠者にとってなくてはならない存在となる。そして隠者の導きによって不当に貶められた過去との決別を決意した少女は、自分を捨てた勇者パーティーと対峙する。捨てられた盾師の少女と、孤独な隠者の魂が共鳴し合う主従ファンタジー!
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とあるアクシデントに巻き込まれ、家を失ってしまった隠者と少女。新しい物件探しに勤しむ傍ら、少女は隠者との信頼を深めていき、孤独で寂しい隠者の側にいると誓いを新たにする。そんなある日、彼らは多様な薬のもとになるとされる「宵闇蛍草」を求めて迷宮に入ることに。順調に迷宮を進んでいると思いきや、通常では考えられない強さの魔物と遭遇する。少女は隠者のため、果敢に立ち向かう。だが、戦いの末に待っていたのは予想外の結末で…?隠者と子犬が急接近!?胸がキュンとする主従ファンタジー第2弾!書き下ろし短編も収録! 2020/02/10 発売