新生! 最強信長軍【上】本能寺で死せず
「皆の者、久しぶりである」-天正十年九月、安土城に死んだはずの織田信長の姿があった。だがその正体は、信長ではなかった。本能寺の変の直前、異変によって転生した、令和に生きる光明寺一久であった。一久は後世の知識を活かし、明智光秀と和解。今後は共に協力することを誓い、三ヶ月の雲隠れの後、家臣の前に現れたのである。だがこの間、織田家は北条、上杉、毛利の反攻、三好勢の謀叛に苦しんでいた。劣勢を打開すべく、一久は自ら四国出陣を決意するが、主君の様子に羽柴秀吉が違和感をおぼえ始め…。生まれ変わった最強軍が、天下取りに邁進する波乱の戦国シミュレーション、開幕!