【POD】未来は花 子等はその種:子供達に語る
[商品について]
ー人生の揺籃期に届ける言葉ー
教育は、目指す子供像に向かってときどきの課題解決を図りながら子供を育てる営みに他ならない。本書は、高校と中学校の教師生活の後に初めて校長として小学校に赴任した著者が、小学一年生から六年生までが集う、毎月1回行われる全校朝会や様々な学校行事の中で、命の大切さや思いやり、目標を持って明るく生きることなど、子供たちに繰り返し語りかけた逞しく生き抜くためのメッセージをまとめた作品である。楽しいことだけでなく、悲しいことや辛いことも含めて届け続けた言葉は、子供たちの成長の記録であると同時に、年齢を問わず今いちど原点に立ち返って大切なものを見つめ直すうえで格好の内容となっている。
[目次]
はじめに
平成十四年度 ─ 中条町立柴橋小学校
平成十四年六月四日〜平成十五年三月二十四日
平成十五年度 ─ 中条町立柴橋小学校
平成十五年四月四日〜平成十六年二月五日
平成十六年度 ─ 中条町立柴橋小学校
平成十六年四月五日〜平成十七年二月三日
平成十七年度 ─ 三条市立月岡小学校
平成十七年四月二十七日〜平成十八年三月二十四日
平成十八年度 ─ 三条市立月岡小学校
平成十八年四月五日〜平成十九年三月二十二日
平成十九年度 ─ 三条市立月岡小学校
平成十九年四月五日〜平成二十年三月二十五日
平成二十年度 ─ 三条市立条南小学校
平成二十年四月二十三日〜平成二十一年三月二十五日
平成二十一年度 ─ 三条市立条南小学校
平成二十一年四月六日〜平成二十二年三月二十六日
幾年月を振り返れば
あとがき
著者略歴
[出版社からのコメント]
知識や経験の少ない子供たちは、無防備なほどに純粋で繊細な心を持っています。その心にまで届くことができる言葉を生みだすのは、決して簡単なことではありません。本書の中には、苦心しながらも子供たちの問題と向き合い、ときには子供たちの未来に向けて語られた言葉の数々がまとめられています。教職に携わる方はもちろん、子供の教育に関心を持つ全ての方に手に取っていただければ嬉しく思います。
【著者略歴】
田村一二(たむら・かずじ)
昭和二四年(一九四九年)七月 新潟県生
昭和四七年 中央大学理工学部卒業
昭和四八年より、一〇年間、新潟県外の中・高等学校に勤務
昭和五八年四月から昭和六〇年三月 上越教育大学大学院
昭和六〇年四月より新潟県内公立中学校に勤務
平成十四年四月から平成二二年三月 新潟県内の小学校長歴任
平成二二年三月 定年退職