小説むすび | 【POD】陸奥宗光の明治維新

【POD】陸奥宗光の明治維新

【POD】陸奥宗光の明治維新

発売日

2025年5月8日 発売

[商品について]

ー大志を抱くわしは、伊達より大きな名の「陸奥」と名乗ろうー

第二次伊藤内閣が発足した際、外務大臣として、徳川幕府が諸外国と結んだ不平等条約の改正に貢献するなど、外交官・政治家として活躍した陸奥宗光。機略に富み、頭の回転が早い(=頭が切れる)ことから「カミソリ大臣」との異名も持つ彼は、どのような生涯を歩んだのか。--紀州藩士だった父の失脚とそれに伴う幼少期の苦難。その後の人生に大きな影響を及ぼした幕末の坂本龍馬との出会い、維新政府での伊藤博文との付き合い。そして目まぐるしく変革を遂げる政府内での日々と、その活躍を支えた妻・亮子の存在…。生来の反骨精神を胸に、明治という新時代を駆け抜けた英雄、陸奥宗光の人生に迫った歴史小説。



[目次]

序章

●第1章 伊達家と紀州藩

●第2章 宗光の誕生と父宗広の出世

●第3章 父が失脚し一家流転

●第4章 宗光が江戸に出る

●第5章 一家の赦免と脱藩

●第6章 坂本龍馬との出会い

●第7章 新政府の一員になる

●第8章 伊藤博文との付き合い深まる

●第9章 罪を得て収監される

●第10章 不平等条約の改正に取り組む

終章

●主な参考文献

●著者略歴



[担当からのコメント]

「カミソリ大臣」こと陸奥宗光の生涯に迫った本作ですが、その頃日本ではどんなことが起きていたのか、ということも適宜わかるようになっているため、宗光のことをまだ詳しく知らないという方でも、日本史という大きな枠組みの中でその活躍を知ることができます。持病に苦しみながらも国家のために懸命に働いた彼の生涯を、ぜひ本作を通してじっくりと辿ってみてください。



[著者略歴]

森下 和彦(もりした かずひこ)

一九四一年(昭和十六年)和歌山県海南市生まれ、紀美野町で育つ 大阪府松原市在住



著書に

〇POD版は『きのくに・神野の里』(歴史の情景の中の日本と、山村の生活)

 デジタル版は『故郷(ふるさと)きのくに神野の里』(歴史の情景の中の日本と、山村の生活)

〇小説 高野騒動(高野山寺領の強訴)

〇雑賀孫一と信長(戦国歴史小説)

(いずれもデジタル版とPOD版がある)

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