じゃない孔明転生記。軍師の師だといわれましても2
官渡の戦い後、河北を巡る抗争が激化するなか胡昭は安寧を謳歌していた。厄介な押しかけ弟子は出仕し、度重なる曹操からの招聘もなんとか回避。静かな日々がようやく戻ってきたのだ。だが平穏も束の間、水面下で拡大した反曹操勢力による一斉蜂起が勃発!突然の事に驚きつつも“すぐ鎮圧されるでしょ”と呑気にしていたら、居住地の陸渾も黒山賊残党に占領されたうえ、なぜか人質代わりに連行されてしまう羽目に。武力を持たぬ孔明の武器はいつも通り名声と弁舌のみ。果たして口八丁だけでこの難局を打開できるのか…!?怒濤の大反乱にたった一人で立ち向かえ!昼行燈な在野の賢者による、勘違いだらけのスペクタクル三国志、第二弾!
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時は後漢末。冴えない中年が転生したのは諸葛孔明…ではなく、胡昭という字が同じなだけの別人だった。あまりに数奇な運命に愚痴をこぼしつつも、乱世を翔るという柄でもないと彼は田舎での隠遁生活を決意する。ところが、生活のために現代知識を使っているうちに、名士としての声望はうなぎのぼり!袁紹や曹操から熱烈に勧誘されるばかりか、門下で学びたいと若き日の司馬懿や後の魏文帝・曹丕まで押しかけてくる。平穏を守るため仕官回避に奔走するものの、逆に彼の存在は歴史を揺るがすほどに大きくなっていくのであったー。言葉一つで気づかぬうちに天下を動かす!昼行燈な在野の賢者による、勘違いだらけのスペクタクル三国志、開幕!第11回ネット小説大賞受賞作! 2024/06/20 発売