小説むすび | 檻の中のエゴイスト

檻の中のエゴイスト

檻の中のエゴイスト

三角関係がバレて女のもとを追い出されたヒモ男、海翔ー。たまたま別れの現場を見ていた新進気鋭の日本画家、櫛形に拾われ、モデル兼ハウスキーパーとして彼の広大なアトリエにひと冬の居候を決め込んだのだが…。指一本触れないと言いながら、オトナの魅力で海翔の心と身体を弄ぶ櫛形にたちまち籠絡され、雪に閉ざされたアトリエは、蕩けるような悦楽の檻へと変わる…。

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