小説むすび | 紫の蛇

紫の蛇

紫の蛇

著者

橘綾香

出版社

郁朋社

発売日

1999年10月1日 発売

山梨で女性の変死体が発見される。同じ頃、湯布院、河口湖でも男たちの変死体が発見された。無関係の事件として捜査が始まるが、岡山で轢き逃げされた女が消えた事から一連の事件が連続殺人事件である事が判明する。東京では会社員伊村がホステス圭子に誘われ自宅に行く。だが彼女は何者かに殺害されていた。伊村はアリバイを偽証するが敢えなく逮捕された。無実の罪に喘ぐ伊村の夢に現れる紫の蛇。新なる殺人が発生し完璧なアリバイのある人物が全ての殺人を自供した事で事件は暗礁に乗り上げた…。

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