小説むすび | 天翔の騎士◆趙雲

天翔の騎士◆趙雲

天翔の騎士◆趙雲

かねて念願の劉備陣営に加わった趙雲は劉備の信頼も厚く、つかのまの平安な日々を送っていた。しかし、劉備が身を寄せていた荊州の刺史・劉表の死につけこみ、荊州を狙う曹操の大軍が襲ってきた。その猛攻に劉表の後継者・劉〓@59DDは曹操に下り、劉備陣営は窮地に陥る。そして、軍師・諸葛亮の指示により人民をつれての逃避行がはじまった。混乱の中、趙雲は幼主・阿斗を見失ってしまう。阿斗は糜夫人に抱かれて敵中を逃げまどっているというのだ。ついに趙雲はたったひとりで曹操率いる大軍の中へ躍りこんでいった。自分の腕だけを信じて…。三国志一の名場面「長坂坡単騎駈け」を新しい視点で描く異色作。1800年の時をこえて、英雄・趙雲が今、よみがえる。「放浪の子竜・趙雲」の続編、ここに登場。

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