小説むすび | 江東の策謀◆趙雲

江東の策謀◆趙雲

江東の策謀◆趙雲

荊州奪回を狙う周瑜はひとつの策を孫権に進言した。夫人を亡くしたばかりの劉備に孫権の妹を娶せようというのだ。もちろんそれは口実で、江東に招き寄せた劉備を亡きものにしようというのだ。一方、劉備は両者の関係修復になるのならとこれを快諾する。しかし、軍師・諸葛亮はその策略に気づいていた。彼は、劉備の護衛とすべく一番信頼できる武将を呼んだ。長坂坡の英雄・趙雲である。諸葛亮から受け取ったのは三つの絹の袋。そのなかに、軍師の秘策が入っているという。趙雲はそれと自分の腕だけを頼りに、君主劉備とともに敵地に赴く。はたして、周瑜の策謀から劉備を護ることができるのか。立ちふさがる敵の前で、趙雲の剣がうなる。大人気の三国志をモチーフに、新たなるキャラクターの生きざまを描く「三国志武将列伝」。趙雲シリーズ第3弾。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP