小説むすび | 長恨歌(下巻)

長恨歌(下巻)

長恨歌(下巻)

荒れ狂う愛の交歓の果て、仇・沙門とようやく心が繋がりかけた麗人・弁天。だが、沙門に横恋慕するお澪のせいで、罠におちる。お澪の父で、江戸の豪商・宗左衛門が弁天を捕えたのだ。そして弁天は「尻妾」として奥座敷に囲われることに…。でも弁天は沙門を忘れられない。宗左衛門に思うように弄ばれ、イクときにも「さ…沙門…っ!」と叫んでしまう。怒りのあまり宗左衛門は、つけすぎると気が狂うといわれる、禁断の媚薬「青媚」を遂に弁天に塗りこめるのだったが…!?江戸SM小説の頂点、ここに完結。

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