アシッド・ヴォイド
“神”か。結構だな。
俺は前から神さまって奴に会いたかったんだ。
ラヴクラフトへの想いに満ちた初期作品から、
ウィリアム・バロウズに捧げた書き下ろし作品まで。
クトゥルー神話を先導しつづける
朝松健の粋を集めた傑作短篇集、遂に刊行!
言語はウィルスだ……このページを開いたとき、
あなたもおぞましき呪文に感染する。
ーー柳下毅一郎(特殊翻訳家)
朝松ホラーに特有の、
現実が悪夢に侵食されていく不気味な崩壊感覚は、
どの作品を読んでもたっぷりと味わえるだろう。=解説より
ーー日下三蔵(文芸評論家)
星の乱れる夜
闇に輝くもの
ゾスの足音
十死街
空のメデューサ
球面三角
Acid Void in New Fungi City