40代の主婦の座にある西川深雪が、中年の魅力あふれる野上謙三の中に見いだしたのは、夫に対するそれとは異なったもう一つの純粋な愛であり憧れであり心の支えであったのだが、神はそれを黙認するだろうか。感動のロマン。