イース(4[上])
紅い髪の勇者アドルの活躍で、世界には平和が蘇ったかに見えた。人々が安寧に浸る中、アドルは瓶詰めの手紙を手に入れる。そこにはセルセタの危急を報せる古代文字がしたためてあった。黄金伝説の眠る樹海の国セルセタに向かったアドルは、古代有翼人の末裔エルディールと闇の一族の、世界征服の野望に巻き込まれていく…。謎に包まれたイース世界の歴史が、いま明らかになる。
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ダームの塔で強敵ダルク・ファクトとの死闘を終えた勇者アドルはまばゆい光に包まれて、天空の国イースへと運ばれていく。しかし、そのアドルと一緒にイースに運ばれてきた少年がいた。ユーロ・ランドルフ。流れ者の武器商人である。アドルの持つ銀の武具を狙ってダームの塔まで追いかけてきたユーロもまた、アドルとともに光に包み込まれたのであった。そしてイースに到着したユーロはさっそくアドルになりすまし、勇者にまつりあげられる。伝説の国イースを舞台に、運命に導かれた2人の冒険が始まった。 1990/07/01 発売
太古の昔に封印された、伝説の魔王ガルバランが復活した。世紀の冒険家アドル・クリスティンは、旅の仲間ドギと共に事件の鍵を握る街・レドモントへと向かう…。急げ、勇者よ、悪夢を封じ込められるのはキミしかいないのだ。 1991/10/01 発売
ゲームユーザーにとって、あまりに有名なイースの世界、そしてそこに登場する紅い髪の少年、アドル・クリスティン・この小説は、アドルがまだ冒険をはじめたばかりの頃、魔物に襲われたエステリアに平和を取り戻すために戦った、『イース1』の忠実なノベライズだ。ログアウト連載時に、アドルとフィーナの揺れ動く想いのシーンを大幅に加筆。池上明子の描き下ろしイラストも必見。 1993/12/22 発売
地上の国エステリアから、遥か昔に分かたれたという天空の国イース。伝説は本当だった。イースは実在したのだ。しかしそこは魔物の脅威にさらされていた。神殿の奥深くにひそむ魔帝ダームが、イースとエステリアの両方を手に入れんとしていたのだ。イースに昇り着いた紅い髪の勇者アドルは、魔帝を倒すため魔法の力を身に付けて闘いに挑む。興奮のイース2、待望のノベライズ化。 1994/04/22 発売
イース世界の壮大なる歴史絵巻がダイナミックに展開される。かつてセルセタの地には天地のごとき有翼人が住んでいた。そこには今よりもはるかに発達した文明が栄えていたという。有翼人の唯一の末裔エルディールは、闇の三人衆に操られ、古代の大いなる力の復活を企んでいた。それを知ったアドルは、セルセタの危機を救うため、古えの救国の英雄レファンス公の加護を受け、樹海の底に眠る古代都市を蘇らせる…。イースIV、ここに完結。 1994/09/21 発売
イースでの冒険を終えたアドルは、元盗賊のドギとふたりで気ままな旅を続けていた。南方のフェルガナ地方にさしかかったふたりは、とある女占師の店に立ち寄るが、不吉な予言を受ける。ドギの故郷レドモントの街に足を踏み入れたふたりは、その予言通り、古代の邪神をめぐる戦いに巻き込まれていく…。『イース3ワンダラーズフロムイース』ノベライズ化を求めるファンの熱い要望にこたえ、いよいよ登場。 1995/04/22 発売