小説むすび | カンザス・シティ

カンザス・シティ

カンザス・シティ

1934年カンザス・シティ。大恐慌でアメリカ全土が不況にあえぐ中、ギャングが幅を利かすこの街だけは異様な活気に満ちていた。民主党の悪徳政治家ペンダーガストが裏で操作する、不正はびこる選挙の前日。強盗を働いて黒人ギャングに捕まった夫を取り戻したい一心で、ブロンディは、ルーズヴェルト大統領の顧問、ヘンリー・スティルトンの妻を誘拐する。誘拐犯と人質として行動を共にするうち、二人の女性の間には奇妙な信頼関係が生まれるが…。

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