小説むすび | 隠密助太刀稼業(2)

隠密助太刀稼業(2)

隠密助太刀稼業(2)

大和国郡山藩の馬廻りの滝河克蔵が、赤羽橋附近で二人の刺客に襲われた。克蔵の剣術で一人は仕留めたものの、一人は素性も判らぬまま逃亡した。一方、三日市藩内で田畑を搾取されたという直訴状が、将軍家斉に届けられた。その裏探索の密命を受けた武田哲太郎と近藤輝之進は、意外にも滝河を狙った刺客が、三日市藩の徒士目付であることを知る。だが、双方の事件を探る二人に、次々と追手が襲いかかり…。書き下ろし時代長篇。

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