小説むすび | いきはよいよいかえりはこわい

いきはよいよいかえりはこわい

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広告代理店に勤めている由紀恵は、渋谷近くの格安のマンションに引っ越した。かつてその部屋でOLが殺されたことがあったのだ。入居する折、大家に「部屋に鏡を置かないこと」という忠告を受けるが、一ヶ月後に姿見を買ってしまう。そんなある夜、鏡に“OLの凄絶な殺人現場”が映る。一方、同居人の八重は人が変わったように男を連れ込むようになった。その部屋には女と男の深い悲しみと怨みが残っていたー。恐怖と感動の結末、書き下ろし長篇ホラーの傑作。

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