小説むすび | 一休どくろ譚・異聞

一休どくろ譚・異聞

一休どくろ譚・異聞

一休シリーズ五年ぶりの新刊!
応仁の乱前夜の京の都には、魑魅魍魎が跋扈していた。牛車で女を攫う吸血鬼、人を呑み込む路地、霞の中から現れる神出鬼没の切り裂き魔、過去と現在をつなぐ古井戸ーーご存じ風狂の僧・一休宗純のもとに持ち込まれる、奇妙な怪事件の数々。一休は霊視能力を持つ盲目の侍女の森とともに、都を、人を、国を祟る怪異の正体を暴き打ち払う。怪奇小説の異才・朝松健が贈る、痛快時代伝奇ロマン!
序幕 一休葛籠
かはほり検校
魔経海
白巾
たそかれの宿
人食い小路
殺生鉤の春霞
迷い風
むまたま暮色
しろがね浄土
井戸底の星空
魔仏来迎
口寄せの夜
外法経
終幕 朽木の花

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP