拝啓、役立たず令嬢から親愛なる騎士様へ〜地味な魔法でも貴方の役に立ってみせます
手紙は嘘だったの?貴方はいったい誰?
伯爵令嬢のユリアーネは、母亡き後、意地悪な義父と義姉に虐げられた挙げ句、面識もない騎士見習いと婚約させられる。
しかし王宮勤めの騎士が毎日届けてくれる婚約者からの手紙は唯一の救いとなっていった。
ところがある日届いた手紙は一方的に婚悪破棄を告げるもので……。
今までの愛がこもった手紙は嘘だったのーー?
失意の底で家を追い出されかけた時、手紙を届けてくれていた騎士が現れ、自分と結婚してほしいとユリアーネに求婚!?
彼はいったい何者?