小説むすび | かわいいハミー/せんねんまんねん

かわいいハミー/せんねんまんねん

かわいいハミー/せんねんまんねん

生活のおともに、群れ星のような煌めきを
Kaguya編集部がおすすめの短編・中編を新書サイズでおすすめする〈Kaguya群星文庫 第一弾!〉

大木芙沙子「かわいいハミー」
ハミーは人の役に立つことを目的に作られた、博士の最高傑作のヒューマノイドロボット。記憶をリセットすることが可能なハートと、知識や経験を記録するアタマを持っている。博士との別れのあと、ハミーは不器用でままならない人生を生きる人々と出会う。ビターで優しいロボットファンタジー。

蜂本みさ「せんねんまんねん」
「誰かいませんか」「誰ぞいてはりまっか」。伝言通信機能のある不思議な〈ラッパ〉を通じ、時を超えて二人の少女が出会う。第二次世界大戦を経験した「鶴ちゃん」に2045年を生きる「亀ちゃん」が語って聞かせる、未来の大阪のようすは……。やわらかな語りで戦争について考える1作。
大木芙沙子「かわいいハミー」
蜂本みさ「せんねんまんねん」
解説 堀川夢(Kaguya Books)

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