小説むすび | 【POD】タイムスリップぼくらの空手道 〜昭和の風に吹かれて〜

【POD】タイムスリップぼくらの空手道 〜昭和の風に吹かれて〜

【POD】タイムスリップぼくらの空手道 〜昭和の風に吹かれて〜

出版社

玄武書房

発売日

2025年9月20日 発売

父の青春に迷い込んだ夏ーー

少年たちの冒険が始まる。



札幌の空手道場に通う龍介たち少年少女。

ある夏の夜、肝試しと称して藻岩山にある「平和塔」を目指した。



白い霧に包まれ、気を失った彼らが目を覚ますと...

そこには見慣れたマンションもビルもなく、

広がっていたのは「昭和の街並み」だった。



ーー大通に堂々とそびえるテレビ塔

ーー道路を走るスバル360

ーー駄菓子屋に並ぶ瓶入りのフルーツ牛乳



彼らが迷い込んだのは、父親が中学生だったあの時代。



タイムスリップした少年少女は、

戸惑いながらも家族や友人の「過去」と出会い、

時代を超えた絆を確かめていく。



ーー友情

ーー家族の愛

ーー大人になることの意味



金星の見える夜、平和塔で始まった冒険は、

少年たちの心に大きな成長を刻んでいく。



本作は、青春と昭和をつなぐタイムスリップ小説。



札幌の街並みや藻岩山の風景を丁寧に描きながら、

空手道場での汗や友情、家族の葛藤を鮮やかに織り込み、

世代を超えた普遍的なテーマを浮かび上がらせる。



昭和を知る世代には懐かしさを。

令和の若い世代には新鮮な驚きを。



「父と子の絆」「家族愛」「友情」「成長」

読み進めるうちに、誰もが自分自身の少年時代と重ねてしまうはず。



青春とノスタルジーが交錯する、札幌発のタイムスリップ物語。

あなたもまた、昭和の街角で父の声を聞くことになる。

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