出版社 : サイゾー
史実に基づいた純愛悲恋小説 台湾の台南市に飛虎将軍という廟がある。祭られているのは第二次大戦中、台南上空の空中戦で戦死した零戦パイロット杉浦茂峰。 台湾の人々を守るため自身の命を投げ出した戦闘機パイロット・・・ 台湾で神と祭られた彼はその時、何を思い何を守ろうとしたのか。
14年間の獄中生活を経て出所した元ヤクザ・陣内宗介は、社会や文化、そして友人や家族の変化に惑わされる、まさに『ムショぼけ』状態だったーー。 しかし、宗介は持ち前の侠気と愛される人柄で奮闘。怒りと笑いと涙が飛び交う日々の中、家族も仲間も、そして宗介自身も、どんな時代でも変わらぬ「大事なもの」と向き合いつつ、成長していくのだった。 名優・北村有起哉さんの初主演ドラマとしても高い評価を得た『ムショぼけ』(2021年10月〜12月/ACBほかで放送)。 現在、NetflixやU-NEXTなどの配信での再生も好調で、SNS上にも多くのコメントが寄せられている。 本書は、そんなドラマ『ムショぼけ』の「その後」を、原作者・沖田臥竜が描き下ろした快作である。 ●ヒロイン・リサとの出会いの裏にあったエピソード ●息子・カイト、娘・ナツキとのあらたなる関係 ●ジョニー、ナリキン社長…個性的なキャラ続々登場 ! ●HIRO、平松、さとし…おなじみの仲間はどうしてる? ●名脇役・夜勤部長との別れ ●宗介はやっぱり、まだボケているのか? 『ムショぼけ』誕生までの裏側を綴ったエッセイの数々も収録 主人公と同じく、長期の社会不在をしいられていた筆者が、夢だった小説家デビューを果たし、自作のドラマ化を掴むまでのリアルな道程は、夢を忘れた現代人の胸に突き刺さるはず。そこには、ドラマとは異なる、もうひとつの『ムショぼけ』が繰り広げられていたのだ。
成績上位で天下の灘校に入るも、深夜放送にドはまりして成績はどん底。過激なイジメを受けつつ、大人顔負けの熾烈な生徒会選挙はボロ負けのヒデキに希望はあるのか。天才・奇人・変人ひしめく灘校の日常とは!?医師となった元“神童”の著者が原点を描く青春群像、自伝的初小説。
デビュー作「生野が生んだスーパースター 文政」を超える快作が誕生! 元山口組二次団体最高幹部が描く〈 リアルすぎるアウトロー小説 〉 まさに「事実は小説より奇なり」。 関西アウトロー業界の超有名人“文政"を筆頭に、多士済済、魑魅魍魎の濃密すぎる「泣き笑い」、そして「生」と「死」。 カネ、ドラッグ、暴力、オンナ、任侠道…… アツすぎる「男たちの生き様」。 ディープすぎる街、兵庫県・尼崎を舞台に、常識破りのアウトローたちが織りなす群像劇。
ストームで高歌放吟、ロー勉でデカンショを学び、寮雨で男を気どる。ここには、男達の真の青春があった。戦時下、陸奥旧制弘前高校で繰り広げられる、純粋な若者達の群像を圧倒的筆力で書き下ろす著者処女小説。