出版社 : 一二三書房
無事Aランク冒険者へと昇格したルーミア。 そんな彼女が宿で日課である身体強化魔法の無駄打ちをしていたところ、ある問題が起こる。 ーー宿の出禁である。 無駄打ち→暴発→宿破壊。 あまりにぶっ壊し過ぎたのである。 すわ野生に還るしかないかと悩んでいると、リリスから持ち家を購入の薦められる。 結果として家を建てることになったルーミアだったが、突如として魔物のスタンピードが発生してーー!? <大キャッチ> あらゆる敵も仲間たちと共に打ち砕け! 続! 物理型白魔導師の軌跡ーーご照覧あれ!
クラーケンの襲撃から港町を救ったカインは王都に帰還したのもつかの間、トレイン公の領土に向かった。冒険者向けの店が居並ぶその都市で、カインはバイオリンの音色に魅かれて楽器屋を訪ねる。その縁でカインは、とある王国の国歌作りを任命された兵士と出会う。いいメロディが浮かばず苦難する兵士にカインは力を貸すことになるのだが……。今度の改革は、なんと音楽!?
救世主。魔王を倒し英雄となるべき存在は、まだ一度たりとも世に現われたことはなく、ただ伝説上の存在であった。 しかし── 救世主を務めた過去と、その度に魔王に返り討ちにされ、惨殺されたことを身をもって知る者たちがいる。 何度繰り返したのかも覚えていないほど挑み負けて殺され……。輪番制で救世主を担当する彼ら六人は敗北の歴史を積み上げ、今回もそうだと誰もが思っていた……が、今回はどうやら様子が違うらしい。 なぜなら、救世主の六人のうち一角を担うルドベキアが生まれ変わったのは次期魔王だったのだから── 予想外の生を享けてしまった元救世主。仲間との再会のために足掻き、そして真実を知ったその先に待っているのは……
ソーキサス帝国に対する白の教団の陰謀を打ち砕いたウィルたち。 攫われた子どもたちの奪還には成功したものの、魔獣の氾濫が帝都へと迫っていた。 ウィルの魔法をもってしても魔獣の氾濫に対抗しきれない。 その現実に思い悩むウィルだったが、自身に語りかける謎の声が聞こえてきてーー。
「フランソワーズ・ベルナール、貴様との婚約は破棄させてもらう」 パーティーの場で、シュバリタイア王国の王太子セドリックの声が響く。 その隣にはフランソワーズの義理の妹、マドレーヌが立っていた。 『聖女』として悪魔の宝玉を抑えて国を守るお役目を強要される中、 自身が前世で読んだ小説の悪役令嬢であることを知ったフランソワーズは、 マドレーヌに貶められて罪に問われたことで、国外への逃亡を決意する。 しかし逃亡しようとしたフランソワーズの前に現れたのは隣国、フェーブル王国の王太子ステファンだった。 彼はある事情からフランソワーズの『聖女』としての力を欲していて……。 一方、フランソワーズを追い出したシュバリタイア王国は破滅へと向かう──。
沼沢地の更に南にある、ノーブルオークの帝国への対処のため、遠征部隊を選抜したヴァンダルー。 しかし、出発直前に感じた風に混じる血の臭いから不自然に落ち着かない気分に。 その大元を調べに向かった先でヴァンダルーは、ノーブルオークに率いられたオークの一団に襲われるヴィダの新種族、アラクネのギザニアとの邂逅を果たすことになりーー。
大樹海で発見された遺跡調査から一夜が明け、 黒き魔女の弟子である見習い魔女クレアと仲間達は薬草採取の依頼を受け森へ向かっていた。 しかし、帝国の工作員に襲撃され森は謎の結界に覆われてしまう。 工作員の撃退に成功したクレアだったが、不意を突かれ大樹海深部の危険な領域に飛ばされてしまう。 窮地に陥ったクレア達を救ったのは──クレアの師である黒き魔女ロナだった!
幼くして両親を亡くし、遠縁の子爵夫妻のもとで虐げられながら育ったエディット。 彼女はある日夜会で“氷の軍神騎士団長”の異名を持つ辺境伯マクシムに声をかけられるも、極度の緊張により倒れてしまう。 しかしその後、迷惑をかけたはずの彼から結婚の申し出が!? 皆から恐れられているマクシムのもとへと怯えながら嫁いだエディットだが、辺境で彼女を待っていたのは甘すぎるほどの溺愛でーー?
魔王を倒した元英雄メンバーのゲオル・リヒターは、欲望渦巻く巨大魔導城塞都市ヘヴンズ・ドアで『何でも屋っぽいの』を始める。ふらっと立ち寄った酒場「キャバレー・ミランダ」には、なぜかバニーガール姿の元聖女ティアリカが働いていた。元英雄メンバーだったふたりは、ひょんなことからバディを組んで戦うことに!? クセつよキャラも多数登場?便利屋×バニーガールの最強コンビで送る、痛快バトルファンタジー!!
王国随一の資産を持つシュビラウツの令嬢リエリアは、結婚式の当日に、婚約者である第一王子から結婚を破棄されてしまう。「さようなら、皆様」とだけ言い残して姿を消したリエリアの死が伝えられたのは、それからまもなくのことだった。そして彼女が残した遺言が王国をさらなる騒動に引き起こした。「わたくしと結婚した者には、シュビラウツ家の全てを譲るものとする」。この遺言状の真意は何か?リエリアの死の真相は? 謎が謎を呼ぶ恋愛ミステリー、誕生!
聖女見習いのミオは、平民出身のため貴族出身の先輩聖女たちにぼろ雑巾のようにこき使われ孤立していた。 そんなある日、ミオは突然教会を追放されゴミ箱に捨てられてしまう。 普通であれば嘆き悲しむはずが……彼女にとっては快適空間!? 仕事を押し付けられていたミオは、強大な魔力とは違う『なおす』力を持っていた! ミオは無自覚に、パーティーを追放された元S級冒険者の怪我の後遺症を治したり、ゴミ扱いされているアーティファクト(古代魔法道具)を『なお』したり……。 優しい人たちとゴミに囲まれて幸せに生活するミオは、ある一つの目標を手に入れる! 無自覚元聖女のドタバタファンタジー開演!
『拾う女神』フィリーネの力によって、フリートラントを拾って数日が過ぎ。_x000D_ 魔境ハルツでの国造りを担う人手の確保には成功したものの、今度はその二万近くの食料確保が問題に。_x000D_ さらにアルフレートは、自身の弟子であるギュンターたち近衛騎士の説得に苦慮していた。_x000D_ 一方、アンハルト帝国による侵攻と、それに端を発したフリートラント消滅という前代未聞の事態に、ハルバーシュタット王国の軍議が混迷を極めるなか、自身の失態を隠蔽したい近衛騎士団長たちは、フリートラント消滅の際に居合わせたハルダー卿をはじめとする王国東部の貴族や騎士の領地に対し、とんでもない暴挙を行おうとしていたーー。
晴れて自由の身となったスレイたち4人。 アリビア男爵領にやってきて数ヶ月。 やっと生活にも慣れてきた矢先、スレイ達に新たな問題が発生する。 「……暑すぎやしないか、今年」 そのあまりの猛暑問題を解決するために海水浴を決行する一行。 だが、海水浴中に見つけた宝箱がきっかけで新たな騒動に巻き込まれていくーー。 レイレイの姉ミンミン!? ミーアを神の子と崇める謎の宗教集団"異瞳教"!? <大キャッチ> 最強種族のヒロインたちと過ごす まったりハーレムスローライフ、まだまだ続きます!
突如目覚めたスキル『必中会心』によって 不遇職『弓使い』でありながら最強の探索者となった飯村一也。 ダンジョン内で氷漬けになっていた謎の少女クロや幼馴染の姫川朱音らと共に 一也はダンジョンの異変に立ち向かう。 異変の元凶である佐藤みなみをあと一歩まで追い詰めた一行だったが、 みなみはダンジョンの過去転移を決行。 クロが道連れとして巻き込まれることにーー。 時を越えてダンジョンそしてクロの真実に迫る新章がいま幕を開ける!!
「大きくなったらお父さまにおねがいして、かならずむかえにいくからね。それまで、がんばって」 幼き日に出会った少女ヴィーのその言葉を、少年は心の支えにしていた。たとえそれが、ただの口約束だったとしても。 アルタートン伯爵家の次男セオドールは、長男ロードリックが手がけるべき書類作業を全て押しつけられている。王都守護騎士団の一員である兄に実力で敵わないセオドールはそれを淡々とこなしていたが、彼らの父母はそのことを認識していなかった。あくまでも弟は、家の後継ぎである兄の手伝いをしているだけなのだと。 そんなセオドールに、ハーヴェイ辺境伯家への婿入りの話が舞い込む。王家から目をかけられている辺境伯家との繋がりを持ちたい父は、セオドールに対して三日で荷物をまとめるよう言い放つ。失意と諦観の中、辺境伯家へと向かったセオドールだったが、彼を待ち受けていたのは、あのときの少女でーー。
異形の容姿、恋する狂気、特注の魔銃剣により『鉄血の乙女』と呼ばれる公爵令嬢アーシャ・リボルヴァ。彼女は愛する皇帝陛下アウゴの平穏な治世を害する敵を降した後、陛下の正式な妃候補となり甘い日々を堪能していた。 しかしそんなアーシャに目をつけたのが、南の女公フェニカ・チュチェ。彼の地の支配者であり争いを好む彼女は、アーシャたちが望む国の在り方が受け入れられないようでーー 今回も陛下への思いが募りすぎて大暴走のアーシャは、さらなる強敵から仲間たちを守り抜けるのか!? 銃も恋情も飛び交う激闘ラブストーリーの第2巻、満を持して登場ですわ!
長旅から帰ってきたリーリア。1ヶ月の休養を経てクリスやニコ王子と再会し、いつも通りの日々に戻りつつあった。そんな中、クリスから『オールバンス家に幽霊が出る』という噂が流れていることを聞いたリーリアたち。幽霊の正体とは一体…。 一方、レミントンの事件により学費を払えない学院生が増えていることを知ったリーリアは、自分のお金を使って奨学金を出す提案をする。この提案がランバート殿下と四侯当主を巻き込み、レミントンの凍結資金を動かす大きな話になってしまう。さらなる噂に、監理局との不和、そして新たな護衛も現れてー…! 戻ってきた日常も相変わらず大忙し!?待望の第10巻!!
類まれな魔法の能力を持つ王妃セシルは王位継承戦に敗れ、辺境の戦争地帯で最前線に立たされていた。幽閉された母のために魔力を振るい続ける彼女はいつからか「死姫」と呼ばれ、畏怖の対象となっていた。そんな折、セシルは「最強の白狼」と謳われる孤高の剣士と出会う。剣士の名はエドガー。強大な魔力を持つ魔法使いと圧倒的な力を誇る剣士が運命の出会いを果たすとき、王国の運命を大きく揺らぎ始める!