小説むすび | 出版社 : 学研プラス

なぜが胸が苦しくなるどこかの誰かの恋の終わりの物語。

子供の頃から不思議な体験を重ねる主人公・村井英樹。画家となった彼は偶然見つけた如意宝珠に導かれるように“偶然と出会い”による数奇な運命を辿る。そして年老いた彼が愛する妻のために選んだ最後の作品とは……。心温まる老夫婦の純愛ミステリー。

愛の諸相を綴る歌集『愛への誘い』を刊行し、自らの歌詞提供で、愛への想い、ときめき、せつなさを唄うCDを世に問うてきた著者が、時代小説というジャンルに挑戦した意欲作。表題作「天の川」ほか、計5編の短編を収録。