出版社 : 東洋経済新報社
芥川賞作家が挑む、痛快・世直しエンタメ! ◆ラランド ニシダ、絶賛!!◆ 子供部屋おじさんが魅せる復讐代行活劇。 社会に蔓延する悪党。悪党に傷付けられた市民。市民が頼るのは子供部屋おじさん。 子供部屋おじさん、悪党を討つ。 ーー書店員からも、絶賛の声続々!-- ◆ジュンク堂書店池袋本店 市川真意◆ スカッとするほどの勧善懲悪の中に、切なさや哀しみが入り混じる筆致が素晴らしかったです。 高橋さんならではのダークな世界観がポップに昇華されていて、とても面白く、夢中で読みました。 登場人物達の、じりじりしたルサンチマンの描写がお見事で、スリリングな展開はまるで映画を観ているようでした。 ◆BUNKITSU TOKYO 成生隆倫◆ 本当に「復讐は何も生まない」のか? 復讐することで生まれる感情に、あなたも気付いてみるといい。 ◆大垣書店 C.K◆ 胸をスカッとさせたい方必見! 個性豊かなこどおじ達が爽快な読了感を届けてくれます。 ーー「子供部屋おじさん」が、あなたの復讐、請け負いますーー 「こいつらを成敗できるのかと思うと、 わたくしも俄然、興奮してきました」 パワハラ、詐欺、痴漢えん罪、書店万引きーー。 裁かれぬ現代社会の悪を、人知れず断罪する者たちがいた。 ダークウェブに潜む謎の復讐代行組織「子供部屋同盟」。 社会から疎外された「子供部屋おじさん」たちが、 その特異なスキルを武器に、歪んだ正義を執行する。 芥川賞作家・高橋弘希が放つ、痛快無比の世直しエンタメ! プロローグ ファイル1 パワハラ上司成敗 ファイル2 オレオレ詐欺成敗 ファイル3 痴漢冤罪成敗 ファイル4 バイトテロ成敗 ファイル5 書店万引き犯成敗 ファイル6 いじめっこ成敗 エピローグ
話題沸騰、発売前重版! >>>島田紳助氏が「あとがき」を寄稿<<< \崖っぷちから始まった起死回生の漫才復興プロジェクト/ M-1グランプリをつくった元吉本社員がその裏側をすべて語る! 今世紀のお笑いブームの陰には、 忘れ去られていた漫才を立て直そうと奮闘した 1人の吉本社員の泥臭いドラマがあったーー。 毎日会社に行くのがつまらなかったぼくは、 「ミスター吉本」の異名を取る常務からあるプロジェクトを言い渡されたーー その名も「漫才プロジェクト」。 M-1につながる一歩がここから始まった。 【プロローグより】 ぼくはわくわくしていた。いよいよ始まるのだ。 この数か月、この日のために走り回ってきた。 これから漫才がどうなるか、今日の結果によってすべてが決まる。 (中略) 廊下には1000枚の1万円札が大きな透明パネルの中に入れられて展示してあった。 1000万円分の1万円札だ。並べてみると1000万円は意外に少なかった。 たったこれだけか、と思った。 けれどもこの1000万円のために、みなしゃかりきに奔走してきたのだ。 そしてこの1000万円をかけて10組の漫才師が今からしのぎを削るのだ。 間もなく生放送が始まる。 ★全員が「アゲインスト」な状況を打破する、 あらゆるビジネスパーソンに響くストーリー! 一人も味方がいない状態で任命された、やらされ仕事。 それを淡々とこなしていくうちに、仲間が増え、自分も必死になり、 やがてライフワークへと昇華した。 どんな仕事も、輝きを放つ可能性を秘めている! ★M-1グランプリの誕生秘話からイノベーションの真髄を学べる! ガチンコ勝負による人と人との生々しいぶつかり合いが、 人々の胸を打つ特大コンテンツとなった。 新しいものは「人の必死さ」から生まれる! ★中川家、島田紳助、松本人志ほか著名芸人のエピソードが満載! 第一章 はじまり 漫才プロジェクト 漫才師たち 漫才大計画 第二章 M-1起動する 紳助さん 行き詰まり スポンサー探し 第三章 猛者たち テレビマンたち 集まれ次世代漫才師! 第四章 漫才、漫才、漫才 予選始まる 7人の審査員 準決勝の壁 決勝進出 第五章 頂点へ 高まる緊張 ファイナリストたち 最終決戦へ 特別付録 漫才プロジェクト年間プラン2001 第六章 新たな挑戦 M-1グランプリ2002始動 敗者復活戦 あとがき 巻末資料
日本近代医学の父・北里柴三郎。破傷風菌の純粋培養、ペスト菌の発見など世界でも知られた医学者である。北里は医師として活躍しただけでなく、日本医師会および日本細菌学会初代会長、慶應義塾大学医学部創設という実績からもわかるように、オーガナイザー、経営者としての手腕も存分に発揮した。このような人物であるにも関わらず、北里に関する伝記・小説は子供向けの伝記以外に極めて少ない。 著者の山崎氏は、北里の秘書・田畑重明が日常を克明に記した日誌(未公開の一級資料)を入手し、それをもとに2002年4月から「週刊東洋経済」で「ドンネルの男」として連載された。 北里柴三郎は、ペスト菌を発見し、日本の医学、細菌学の基礎を築き、第一回ノーベル賞の候補にもなった世界的な医学者である。また、2024年には新千円札の肖像にも登場する。 コロナ禍の今こそ知っておきたい日本の近代医学の礎を築いた北里柴三郎の生涯!! 第一章 立志の道 第二章 ベルリンの光 第三章 疾風の機 第四章 怒濤の秋