出版社 : 鈴屋出版
抹殺屋 デス・スクワッド抹殺屋 デス・スクワッド
東京・西新宿にある私立漆原学園高校で数学教師をやっている狭間。同じ高校で体育を教えていた妻の弓子が、ダンスルームで、レイプされたうえで絞殺された…。弓子には悪い噂が流れ、そのせいで離婚話も出ており、疑いを向ける人間もいた。しかし狭間には犯人の見当はついていた。寄付金などで入学が許可されるF組。その中の不良生徒四人が妻を殺したに違いない。このうちの三人は妻の弓子に迫っていたのだ。思ったことを所轄署である新都心署の刑事に告げ、実際に四人は警察に呼ばれるが、やがて釈放されてしまう。彼らに対する憎しみは強まり、なじみのショットバーで親しくなった老紳士が、やつらに大事な家族を殺されたと告白してくる。そして、ついに自分自身が彼らに死の恐怖を味わわせてやろうと決意するが…。
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